モロッコにて
画家への手紙"Lettre A Mon Peintre"より
 
             
  画寸:16.5×22cm 額寸:35×40.5cm
技法:リトグラフ
部数:豪華版1,000 普及版5,000
制作:ムルロー工房(パリ) 1965年
出版元:リブレリ・アカデミック・ペラン

「画家への手紙」はデュフィ没後10年を記念して、長年の友人であったマルセル・ウリー女史によって出版された追悼画文集です。
デュフィの水彩、デッサンに基づくリトグラフ18点(内カラー14点)と、親交のあったシャガール、ブラック、コクトー、ストラヴィンスキー、ビュッフェらが追悼文とオリジナルの版画を寄稿しています。
表紙は1937年のパリ万国博覧会の為に制作した大壁画「電気の精」の一部が使用され、大変華やかな挿画本となっています。
本作はその中の1枚を額装したものになります。

デュフィの水彩は軽やかでありながら華やかな色彩で、現代の部屋にも飾りやすいです。

ラウル・デュフィの名前はアートに関心が薄い方にとって馴染みがないかもしれませんが、バイオリンやピアノをモチーフにした絵はポストカードなどで目にしている方も多いと思います。